妊活中は、自分にとって子供を持つということがとても大事なことだからこそ、
いろいろな人たちからの何気ない言葉が気になったりします。
とは言え、その人たちも相手のためにと思って、
その人たちの経験や価値観からの言葉を発するのだと思います。
では、妊活中の敏感な心はどうコントロールしたらいいのでしょうか。
まずは自分の心が今とても敏感になっているということに気付いて下さい。
別にそれは自分が弱い訳ではありません。
今人生に大きく関わること、大事なことを進めているからこそ、
そしてそれが人知の及ばない不確定要素を多く含むことだからこそ、
繊細になり敏感になるのは当たり前です。
それを認めた上で、今大事なのは、ありのままの自分が出せる場所を持つことです。
弱音が吐ける場所。本音が語れる場所。自分で居れる場所。
そういう場所が一つでもあれば、心が強く保てます。
私は私でいいんだと思えてきます。
何の判断もなく、ただただその状況のありのままを受け止めてくれる場所が理想です。
一番のオススメは、妊活経験があり、
妊娠したり妊娠を諦めたりと、妊活を終えて落ち着いた方です。
妊活中の方同士は気持ちが分かりあえるような気もしますが、
どうしても経過が違ってくるため、お互いの状況によって、
敏感になったり、比べてしまったりして、関係が崩れることもあります。
もちろん旦那さんは、共に妊活を進めていく存在なので、
その都度気持ちを分かち合いながら、支え合っていけるとても心強い存在です。
どうしても女性の方が病院に行ったりと生活が妊活一色になりがちですが、
しっかり旦那さんとも気持ちをシェアして共に進めていきたいものです。
と、そんな風に周りに理解者が増えてくれば、少し気持ちに余裕が出てきます。
その内、
いろいろ言ってくる人、価値観を押し付けてくる人が、気にならなくなります。
あまり反応せずに、そのままそっとその場を離れられるようになります。
「今はあまりその話題は出してほしくない」と真っ直ぐ伝えられるかもしれません。
妊活中、一人でも多くの方が理解者を得、心が平静でありますように。
あ、それと何より大事なのは、自分が自分の味方でいてあげることです。
お家で一人の時にでも、「がんばっているね」と自分を褒めてあげて下さい。
辛い時も、「つらいね」と寄り添ってあげて下さいね。