感覚研鑽には様々な種類があるけれど、最近はコロナ下と言うことで「癖を取る」ことに着目している。
と言うのも、コロナパニックで今までの基盤となっていた思い込みが崩れた方も多いと思う。私も例に漏れず、無意識で持っていた意識していた本意とは違う思い込みにたくさん気付いた。社会の揺れの中で、本当に自分が根ざしたいものを改めて考えるきっかけを貰った。そして「自分で自分の身体と心をケアできる人を増やしたい」と言う思いに至ったわけだけれど、そういった今までの思い込みを取ると言うことは今の時期は取り組みやすいのかもしれない。と思った。
治療のための感覚研鑽の基本として感じているのは、
・思考(思い込み)を置く
・力を抜く
・自分の感覚を信頼する
と言う三つ。
それにまた根底から向き合っている。
瞑想的な方法でもアプローチできるけれど、身体からもアプローチできる。身体のこわばりを緩めるような背骨へのアプローチ。ゆっくりゆっくり動かすことでたくさんの細かな箇所に意識が行き届く。力を抜いたつもりでも意外と力は入っているものだな。
今の時期は大変なことに目が行きがち。そして様々な価値観に揺らされる。そして揺らされた人の影響も受ける。そんな中だからこそ、自分をリセットして自分の素と向き合う時間は大切かもしれない。