悲しみに打ちひしがれている人にはどう接すればいいのだろう。
気持ちを分かってあげることは、同じ体験をしていないとできない。同じ体験と言っても、状況はそれぞれ全く違うと思うと、全くの同じ体験というのもないから、やはり本当の意味で分かってあげることはできない。
ただただ、側にいる。
気持ちが分からなくても、側にいる。
その言葉にならない想いが、いつか伝わり力になる。
もし分かってあげられる存在がいるなら、それは一緒にその体験をした人。だから、妊活は、共に体験するパートナーの存在はとてつもなく大きい。辛い時こそ、思いを分かち合って欲しいと思う。
そしてこれは難しいかもしれないけれど、本当は自分が自分を一番分かってあげられる。自分が自分に心から声をかけてあげる。鏡の中の自分の目を見て、声をかけてあげて欲しい。
よくやってる、って。
がんばってるよ、って。
ねぎらってあげて欲しい。