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■身体の脱力と心の脱力

ある日の治療後、「『宇宙のフォース』を感じました」と言われた!(゚ω゚)

 

「『宇宙のフォース』…ってなんですか??」ついつい聞いてしまう。

「寝てる感じなんですけど、ホワホワ違うところに行っているような感じなんです」

 

「…?」

「…何か物事に集中した時にどこか別の場所にいるような感じかも…」

 

「瞑想のような感じです?」

「そうですそうです!言葉にするならそこ!」

 

…治療中の眠りは格別らしい。。『宇宙のフォース』という表現は初めていただいたけれど、寝てるけど起きている、通常の眠りよりも深い、違うところが休んでいるような…、など様々な眠りのご感想をいただく。

 

通常は思考がずっと張り切っている状態のことが多い。下手すれば寝ている時まで思考が休めてない感じの時も。

一方で、何か一つに意識を集中させることで思考が動きにくくなり、一種の瞑想状態になることもある。

そして、治療で言っていただいているのは、身体が脱力する中で思考はもちろん、意識も限りなく緩み拡散される感じになったのかもしれない。目的や指向性を持たない究極のリラックス状態、宇宙のフォース状態?になるのかもしれない。

 

実は治療する側もまた、思考は動かさず、ただただ身体を感じる状態を作っているのだけれど、それが患者さんのそういったリラックス状態を引き出す要因の一つなのかなとも思う。