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妊娠までの道のり

女性40歳 男性38歳 お子さん5


二人目妊娠を希望し始めた時期:(X-1)年10月頃~

 

【西洋医学】

婦人科治療を受け始めた時期: X6月頃

Aクリニックにて〕X6月~ 

検査:無し

治療:タイミング X6月~8月 タイミング指導         

 
【東洋医学】
鍼灸受診開始時期:X7月頃

所見:生理(3日間・塊有・色暗・痛無) / 生理前症状(イライラ・腹痛) / 排卵時(痛無・粘減)
   周期(12-14日・高15) / 基礎体温(低36.3-5・高36.7-9
   不定愁訴(一人目出産後、メニエールに。めまい。疲労時の首肩全体の重だるさ。)
施術:体質改善・周期に合わせた鍼   X7月タイミング 低温期2回・高温期2回                          8月タイミング 低温期2回・高温期2
                   
+)後、つわり対策・妊娠初期のサポートで4回。
                    胎嚢心拍確認後も引き続き継続。          

【その他】

◆漢方(X2月頃~) → メニエールが楽になる反面、首肩の重だるさが出るように。


インタビュー① ~妊娠に向けての活動の中で~

【印象深かった出来事・転機】

一人目がすぐできたのもあって、始めは旦那が「普通にしていたらできる」と割とのんきでした。私が年齢の事を知って焦っているのに、タイミングも向こうのペースで二週に一度から一か月に一度。このままでは絶対妊娠できないと一度私が切れたんです…「いつしたらいいのか自分で調べろ!」と言い放ちました。そうしたら旦那もはっとしたのか自分で調べ始めました。私も「この記事読んで」など伝え始めて、徐々に旦那と一緒に妊娠に向かえていると感じることができるようになりました。期間も二人で一年と決め、私は生理が始まった日だけを伝えて、後は旦那が排卵の時期になると「もうそろそろ?」と声をかけてくれるような形に自然となっていきました。「今日は仕事で疲れているから明日の朝でもいい?」と旦那から打診があることもありましたが、忙しい中でも妊娠のことを考えて努力してくれていることが伝わってきてとても嬉しかったです。旦那主導でタイミングを気遣ってくれることで私のストレスは随分軽減されたと思います。感謝しています。女の子がいい場合は排卵前に何度かして薄めた方が良いとネットに書いてあったのをみて、女の子が良かったので、『4日目と7日目と10日目からはできるだけ頻繁に』といつの間にか二人の中でルールになっていました。


【大変だったこと】

妊活のためにかけるお金の感覚が麻痺していく気がしました。独身の時は服に、結婚して一人目ができるとその子に、と今までも時期によってお金の使い道が変わっていましたが、この一年は集中して妊活にと割り切ることで乗り切れたかなと。

 

【嬉しかったこと】

やはり子供を授かれたことです。一人でもいいかなと思っていたこともありましたが、一人目の子が嬉しそうな顔をしているのをみて、思っていた以上の喜びを感じています。良かったと思います。


【改めて…夫婦に大事なものは何だと思うか】

思っていることは言わないといけない、言わないと分からないこともあると感じました。妊活を通して、言いにくいことも前よりオープンに言えるようになりました。

 

【改めて…どんな家庭にしていきたいか】

二人目ができることで、またより和やかな、仲が良い家庭、ケンカの少ない家庭になったらと思います。

 

【今回の妊娠の鍵になったものは何だと思うか】

旦那が真剣になってくれたこと。

 

【妊娠に大事なものは何だと思うか】

自分の身体と心を整えることです。自分が体調の悪い時はうまくいかない、健康の上に妊娠があると実感しました。時間は少しかかったけど間違ってなかったと思いました。

 

【今妊娠に向けて頑張っている人へのメッセージを】

お金があったら病院に行って不妊治療をするという人は多いですが、そういう人がサンダルを履いて足元が寒そうだったりしています。まずは自分を大事にして、身体を温めたり食生活改善など生活を見直したらいいのにと思ってしまいます。


インタビュー② ~要望~

【不妊を取り巻く環境に要望があれば…】

基盤となる身体を整えるという点で、もっと東洋医学的なアプローチが広がればいいなと思います。

 

【当院への要望があれば…】

不妊鍼灸で検索してすぐヒットしなかったのが残念です。いろいろみていて出てきたので良かったです。イベントがあって行きやすかったです。

 


当院より

・お話を伺いながら、旦那さんとの関係がとても理想的だなと感じました。旦那さんへの思いの伝え方は難しいですが、Fさんの真っ直ぐなひたむきさ真剣さが上手く届いたのだと思います。旦那さんが主導になることでFさんもさぞ一緒に頑張ってくれていると心強かったことと思います。生理の日だけ奥さんが伝えて旦那さんがタイミングを考え声かけしていく、という形はとてもいいアイデアだと思いました。

Fさんは、最初首肩の重だるさを強く訴えておられましたが、鍼灸ですぐ楽になり、身体が軽くなることをとても喜んでいただけた印象があります。いろいろ気持ちの焦りや心配事も絶えませんでしたが、体調が良くなり良い方向にいっていると体感できることは安心要素になったかと思います。少しはお役に立てたかなと嬉しく思います。