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自己メンテナンスについて~お灸編~

ツボへお灸をして、身体のメンテナンスをすることもできます。

 

専門としている鍼灸師は、その都度身体の状態をみながら、ツボを探す、またはツボを決めて、適刺激をしていきます。

 

自分で家で行うメンテナンスとしてのお灸となると、決まったツボへの刺激ということで、効きとして限界はあるとは思います。ただ、身体の感じをみながら自分に合う形で場所と程度を探していって貰えるといいツボを見つけられることもあります。

 

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参考として、一般的なものを挙げます。

 

●よく万能ツボとして言われているのが、三陰交《さんいんこう》足三里《あしさんり

 

●妊娠に向けて使うツボは、鍼灸院毎に違ってきますが、多いのが、

三陰交《さんいんこう》・中極《ちゅうきょく》・子宮《しきゅう》・太谿《たいけい》・照海《しょうかい》・血海《けっかい》・足三里《あしさんり》・中脘《ちゅうかん》・関元《かんげん》・隔兪《かくゆ》・肝兪《かんゆ》・脾兪《ひゆ》・腎兪《じんゆ》・次髎《じりょう》などかと思います。

※効きは個人差があると思いますし、絶対効くとも言い切れません。時期によって変化を持たせるのが必要なことも多いです。細かく身体に合わせての刺激をとなると、専門の鍼灸師にと思います。

(ちなみに私が毎回身体をみながら探すと大体違うツボになります。妊娠に関しては微妙なさじ加減が大事と思っているので、できるだけ安く回数通って貰えるようにと工夫しています。)

※妊娠初期の自分でのお灸は要注意です。できれば強い刺激は控えて、どうしても気になる場合はやはり専門にしている鍼灸師を訪ねて下さい。変化してきている身体に応じてしっかりオーダーメイドで適刺激をしてくれる方がいいです。

 

●妊娠後のお灸のツボに関しても、様々な方法があります。

・安産には25週くらいから三陰交《さんいんこう》にお灸をし、徐々に増やしていきながら、予定日が近づくと至陰《しいん》をプラスする。

・逆子には三陰交《さんいんこう》至陰《しいん》

・予定日超過には至陰《しいん》

というのが一般的かと思います。

※その他にも使えるツボはあります。また、ツボの正確な位置や刺激量など、鍼灸師に一度診てもらい相談するのがいいと思います。