妊活のとき、運動が良いというのはよく聞く。散歩やヨガやストレッチをしている人も多いと思う。特に40代の方やAMHが低い方には運動は良いなと感じる。
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私が妊活のための運動として、大事だなと思うポイントは3つある。
一つ目は、
骨盤まわり、体幹の筋肉をつけること。
トイレで和式のしゃがむ姿勢ができない人も多くなっているが、楽な生活の追求も一長一短だなと思ってしまう。
『散歩』をするなら少し大股がいい。骨盤まわりがしっかり動くから。ただし坂道などは歩幅は狭い方が良い。
『ヨガ』はルーシーダットンヨガが私は好き。逆式の腹式呼吸など呼吸も合わせることで骨盤腔内を刺激できる。
『四股踏み』もいい。ゆっくりゆっくり四股踏みする中で下半身はもちろん体幹の筋肉がバランス良く鍛えられる。
『バレトン』は最近気になっている。バレエとヨガとフィットネスが合わさったものらしく、体幹を鍛え、柔軟性をアップさせるという。
今はYouTubeで様々なチャンネルができてきているから、探すと良いかも。バシバシ動くものよりも、ゆっくりじんわり全身に効くものが良いように思う。
2つ目のポイントは、
義務でなく楽しくできる、生活に馴染むものにすること。
自然を感じながら、とか、音楽を聴きながら、とか、心地よさを感じる工夫をしよう。身体を動かすと本来は気持ちもスッキリ軽くなりやすいのだけど、妊活をしていると「やらなきゃいけないもの」として自分を追い詰めるような内容を自分に課す人もいる。
「楽しい」「やりたい」と思えるようになったらばっちり。くよくよ考えなくなったり、眠りの質や目覚めの良さが増したら、もっと最高!
3つ目は、
適度な内容で適度な量にすること。
運動を今まであまりしてこなかった方が急にハードな内容や量で始めると、身体がついてこれないことがある。疲れが次の日まで残ったり、その方の身体に合わない無理な動きで痛みが生じたりする場合は、内容や量の再検討が必要。
大事なのは、完璧なフォームでと頑張ることではなくて、自分の今の身体に適度な内容と量を調節すること。運動して「良い汗かいた」「スッキリした」「気持ちよかった」と思えるくらいが一番良い。そして生理前や仕事が立て込んだ時など疲れている時は、その程度に応じていつもより楽にするのが良い。
身体の体感がしっかりあれば、ちょうど良い内容や量の見極めがどんどん上手になる。うちでは治療させて貰いながらも、そういう感覚もどんどん育てていく。そういう方は妊娠してからの体調管理が本当に上手になるので安心できる。
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うちに徒歩で来られる方の中には、お店までの坂道を良い運動として楽しんでくれている方もいる。足腰や体幹バランスが鍛えられると思う。『坂道ウォーキング』というものもあるけれど、せっかくなので体力作りに使って貰えればと思う。
私もこの坂道に鍛えられている一人だけども、もっともっと意識的に登って降りる、を楽しんでみます。